2018/10/09 21:34
30代の前半に、自分が生きているうちに持てる知識には限りがあるから、得意分野にのめり込もうと悩んだことがあります。
それから20年、未だ知りたい、感じたい欲は続いています。
25歳の頃、コンビニなどで売られている簡易的な食べ物には有毒な物質が含まれていると思い込み、しょうがなく口にしたものを何度も戻したり、「死んでしまうかも」とパニックになったりしていました。
息子が小さかったせいもあると思います。
当時母が居酒屋の経営をしていたため、外食についてもいろいろ知ってしまい、とても困ったんです。
個人商店で食材を買い、息子には手作りのものを出来るだけ食べさせました。
今思えば、その食材さえ、どこから仕入れたのかと疑ってもおかしくなかったのですが、そうしていたらきっと、何にも食べられなかったと思います。
実際38Kgまで痩せてしまい、知れば知るほど全然生きることが楽しくなくなってしまいました。
この考え方が間違いじゃなかったと今改めて思い知ります。
石鹸を作り始めたのも知りたかったからなのです。
無添加と謳った石鹸でも牛脂(ラード)や、パームオイルを使っているのであれば私は使いません。
動物の死体の脂で身体を洗う気にはなりませんし、ぞうさんの犠牲を持ってして清潔にいたいとは思いません。
とはいうものの、以前よりは添加物に対する精神的抗体が出来てしまっているかもしれません。
こう言い始めると、きりが無いのです。
大手メーカーが大量生産による低価格で一見良さげな商品が出回り、身体に良い物をと手を伸ばす商品は高価で月に定期的に購入するのは不可能です。
言い訳にしかなりませんし、自分のことなのですから、その辺は自己責任なのでしょう。
だから毎日勉強をして、現状背伸びをせず、幸せに暮らしたいと思うわけでございます。
止めるに止められない合成活性剤についての動画がありましたので、貼り付けておきます。
随分前のものですが、基本的に何も変わっていません。
息子もアレルギーを持っていましたし、私も以前は猫アレルギーでした。
愛と知識で乗り越えましたけれど、水泡が腕の裏に出来たときは泣くほどショックでした。
世の中の常識を疑えと今年のノーベル医学賞を受けられた本庶祐(ほんじょ たすく)氏もおっしゃられました。
全く持ってその通りだと思います。
自分の中に自分の世界をきちんと見出す。
それがこれからの時代、生き抜くのに必要なことのひとつとなると考えていますので、敢えて。
それでは、また更新いたします。